《MUMEI》
美夜side
奇襲だ!!

ここは蔵田組だ

そこらへんの組は手を出さない…

もし、希望があるのなら……




ずっと走っている


広すぎだろ!!


見渡す限り倒れた人ばかり


「おい、美夜って女を探してる。
知ってるなら吐け!!」

あぁ…ずっと待ってた……

「お兄ちゃん!!」

「み…や…」

驚いてる

「よく、わかったね!!」

「すっげー心配した。でも、今日は
組で動いてねぇからアイツもいるぞ」

「美夜!!」

叫びながら走ってくるのは

私の愛する人…

「奏!!」

ギュ…

「心配した……俺どうにかなりそうだった …」

「私も…会いたかった…
でも、絶対助けてくれると思ってた…」

奏の腕の中にいることが

どれだけ幸せか……


これで……雫も一緒に……………


「あー!!」

「「美夜!!」


雫を……助けなきゃ!!

「二人とも!!付いてきて!!」

急がなきゃ!!

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