《MUMEI》
?side
「昴!!今のは本当か!?」

コイツマジない!!

「何で俺らに黙ってた!!」

「そうだよ!!私が彼女さんだったら!!
今日、見たら傷つくよ!!」

その通りだ!!


ことの始まりは













俺らは炎龍の幹部で昴は総長だ

あっ!!名前は 新藤渉 (しんどう わたる)

で、茶髪が新井 透 (あらい とおる)

黒に近い青髪が蒼井 弥生 (あおい やよい)

金髪が藤堂 京 (とうどう きょう)

ブラウン色のセミロングが京の彼女の

美鈴 怜 (みすず れい)


今日は暇潰しに学校に来たけど

授業には出ずに空き教室ちいた

おのおの好きなことをしていた


そんなとき怜が

「昴、彼女いるの?」

「昴に彼女!?あはは!!いるわけないよ!!」

「昴に限ってないわ〜」

「居たら俺ら知ってるしね」

そうだそうだ!!

「じゃあ!!この人は誰!?」

怜が持ってた写真の中には

黒髪で色白の美女が昴といっしょに写っていた

昴の姉さんじゃない

妹なんていない

「誰だよ?昴!!」

昴は顔を歪めた

「……彼女だよ…」

「ええええ!!」

「何で教えてくんなかったんだよ!!」

「何で俺らに黙ってた!!」

「そうだよ!!私が彼女さんだったら!!
傷つくよ!!」

「そんなに俺らは頼りないか?」

「そうゆうわけじゃねぇ!!」


「じゃあ!!「待って!!昴、その子と会ってる?」

昴にそんなひまあったか?

いや、ない!!

倉庫にずっと泊まっていた……

「あってねぇ…」


「昴、その子は今どこに居るか分かる?

「この学校の生徒だ」

「名前は!?」

「本郷栞 」

ピクッ!!

「おい!!お前」

ドアを開けていたためか外の様子が見える

近くに居た奴が本郷栞と聞いて反応した

「知ってんのか?」


「はい!!本郷栞はこの学校で有名で
知らない奴は居ないかと…」

有名ね〜

「でも、最近は感情があまり出ないので
人形って呼ばれてます」

「人形…」

昴の顔が険しくなった

「その栞ちゃんをここに連れてこよう〜」

弥生が動いた

「それはダメだよ〜」

佐野が立っていた

「何でオメーがいんだよ!」


「栞に何する気」

「何もしねぇ〜よ。昴の女を迎えに行くのに」

「フッ…九条!!今ごろか?栞の心をもう一度
治すことができる?」

もう一度?

なぜコイツは知っている

「あの人は何でお前なんかに栞を頼んだんだ…
私のほうが……」

どうナッテンダ?

「 佐野。お前が何で知ってんだ?」


「だって……栞の親友だから……
とにかく!!栞が要らないなら私が貰う!!」

佐野は走ってどっかに行った


「クソ!!…」

昴も行った

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫