《MUMEI》 そして少女は姿を消すひとり、またひとりとマフィアの仲間が来る。そして番人の持っていた銃を見て、犯人を特定した。 「そこの男ぉ…テメェがボスを殺ったのか!?許さねぇ!!」 「えー!?違うよ〜!犯人はあっちの…」 また軽い口調に戻った番人はジョーカーを指差すがジョーカーはいつのまにか、立っていた部屋の中央から外に繋がるドアの前まで移動していた。 「番人!その呪われた銃はくれてやる。そんな銃があるから私はこんな仕事をするハメになったんだからな!!」 「あ、ジョーカーちゃんちょっと待って!今のって一体…」 番人の言葉は聞かずそのまま外に出るジョーカー。そして取り残された番人は罪を擦り付けられた。 「男!!ごちゃごちゃ言ってねぇで、さっさと言え!!なんでボスを殺ったのか!!」 番人に銃を突きつけるマフィア達。 「だーかーらー…違うっつってんでしょ〜?犯人はさっきの青い長髪の女の子だって…」 「さっきの女は、どっかのマフィアの偵察だろう!お前が犯人って証拠もあるじゃねぇか!!」 そう言って、番人の手にあるジョーカーの銃を指差すが、何故か、番人の手にあったはずの銃が消えてなくなっていた。 「あれ…さっきまでは確かにあったのに!?」 マフィアの輩はざわついたが、番人は至って冷静に考えてた。 「…これは…調べる必要がありそうだな…」 番人は、ジョーカーと銃のことについて調べることを最優先にした。そしてその途端、ジョーカーを追うように番人は姿を消した。 前へ |次へ |
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