《MUMEI》 「もー、はーくんは冷たいなぁ!!根は良い人なのに〜…」 「それじゃあ美鞠さん、また後で話しましょう」 「ん?ああ、夜ご飯のときだね!そんときに沢山話そうね〜」 美鞠さんと別れ、 急いで蓮華くんのいる エレベーターまで 走って行った。 エレベーターの扉が開き 私と蓮華くんは それに乗った。 「アンタの部屋は五階な」 数秒沈黙が訪れた後、 蓮華くんが話しだした。 「へぇ、この寮ってそんなに人数多いの?」 「いや、二階に俺だけ、三階に男独り、四階に女二人だ。各階2部屋ずつだが、わけあって独りになってる」 「へぇ〜、私含めて5人かあ〜…えっ、5人だけ!?」 「ああ」 「少ないねぇ…なんで?」 「問題児の住む寮だから」 えっ……? 問題児の住む寮? どういうことだろう? 前へ |次へ |
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