《MUMEI》

「――っ//反則だろ…」


――チュッ…

「っ?!///」


私の唇触れた暖かく柔らかい感触。

龍の唇だと気付くのに
そう時間はかからなかった


―チュッ、クチュ…ハァ…チュクッ

―ン!んぅうっ///

…ハァっ…チュッ…

ハァっ…ン〜…っ!

チュパッ…ハァっ…ン…

チュッ…チュパッ、クチュ…

ックチュッ


慣れないキスに上手く息ができず
苦しくなった私は思わず目を開ける

目には無意識に涙が溜まり視界が潤む

見れば龍も私の目を真っ直ぐ見つめていて
それが堪らなく色っぽかった


恥ずかしさと苦しさが限界に来ていた私は
龍の硬い胸をパフパフと叩く

しかしなかなかキスの嵐は止まない


―――アッ…やばい…かも

―ガクンっ
遂に私は腰を抜かしてしまい膝が折れる

そんな私を咄嗟に支える龍


すると龍が漸く口を離してくれた


「…ハァッハァ…ッもう!変態!///」

何だか身体中が暑い


「…の割には感じすぎだよな?
ふふっ…腰まで抜かすとはな。」


からかう龍に私の身体はさらに熱くなる

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