《MUMEI》
プロローグ
最初は少しふざけたつもりだった



「あっんあっ……んあぁ」
「はぁっはぁっ……」



ただ、ただ、さみしくて
誰かのそばに居たかった



「やっ、だめっ…そこっ……」
「ここ?…はぁっ…」



お互い満たされないなら、
満たされない同士で満たしたっていいじゃないか




「燐っ…あっ…きもちいいっ…」

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