《MUMEI》
Tの視点
…。
Sが隣にきた。
だが、隣に友達がいるしへたに話し掛けて関係を聞かれたら答えられん。

さて、どうするか…。

「T!」

隣の友達が話し掛けてきた。
「隣に座ってんのってさ、たしか、Sだよな?」

「そうだけど…。」

なにやら、友達はニヤニヤしている。

「つぎのトイレ休憩で俺たちの間に来てもらおうぜ」
なんだと!?

だが、否定すると…。

「ああ、いいぜ」

Sは…。
本を読んでいる。

!?

眼鏡姿!
レアだ…ww

かわいいな…。


トイレ休憩だ…。

Sは…ねてるだと!?

「S寝てるぞ?」
「おこしてくれ…。」

俺にSを起こせと!?

「早く!」

仕方ない…。

ポンッ

Sの肩を叩いてみるとSはすぐに起きた。

「トイレ休憩だぞ」

俺がそう言うと、
「ありがと。」
と言って、バスを降りていった。

Sが帰ってきたら、言わないとな…。

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