《MUMEI》
Sの視点
ここが宿舎?
思ってたより…キレイ…。
「よーし、部屋割りを言うからよく聞けよー!」

誰と同じ部屋だろ…。
でも、女子…私しかいないから…一人かな?
ヤだなぁ…。

「佐藤、原野、久保、高野、野々村。A室。」

「森、舵、工藤、竹内、野村。B室。」

「北澤、春野、松本、中西、水野。C室。」

「SはD室で一人な。広々使えていいな。」

「以上。各自、部屋に荷物を置き、3時間後の夜飯まで部屋待機!」

…。
え?
Tくんが、言われてない…よね…?ャ

「あの…コーチ…。俺…部屋割り言われなかったんですけど…。」

やっぱり…。

「Tか!?あー…本当だ…。でも、男子の部屋は…いっぱいなんだよな…。」

Tくん…。
どうすんだろ…。


「あ!!S!Tと同じ部屋でもいいか?」

「!?え?あ…え、あ、はい…。」

「良かったな、T。てことで、TもD室。」

…。!?
まさか、Tくんと二人部屋!?

マジですか…。
寝れないかも…。ャ

「よ、よろしくな。」

Tくん…。
「うん…。」

「部屋に行こっか。」

「おい、T。女子と二人部屋でも変なことすんなよーw」

…。
先輩…。
やめてください…ャ

部屋に入ると、意外と広い…。

これから、二日間どうしよう…。

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