《MUMEI》

泡立てたタオルが首を這う

時おり触れる龍の指先は
いつしか温まっていた

タオルは徐々に下がってくる

―――首もと

―――肩

―――鎖骨

そこで一旦龍は手を離した

「?」

思わず龍を見つめると龍はニヤリとした

そして泡をタオルと両手いっぱいに
なるまで泡立てた

その泡だらけの手は私のEカップへ。

龍の大きな手は私の大きな乳房を
イヤらしく揉みしだく

――何かぬるぬるして…

「…んっ///…ふぅ…ン…だめっ龍っ///」

「だめ?…先っぽ硬くなってるけどな?」

そう言う龍は爪先で私の乳首を弾く
これもぬるぬるするため余計に…

「…やだっ///言わないでよ…恥ずかしいっ」


しかし龍の手は止まらない

私の乳房を下乳から包むように掴み
挟むように揉み上げてくる

その指は時々乳首を掠める

「ぁン!///龍っ…ぅ!ハアっ…ンン!」

自分はこんなイヤらしい声が出るなんて
知らなかったので戸惑うが
そんなこと気にしている余裕がない


しばらくして突然手の動きが止まった

龍は相変わらず胸を挟み上げながら
爪先で集中的に乳首を攻めだした

―――カリカリ…カリっ…コリっ

「ひゃっ!?ンっ///ぁあっ…ゃン!」

もう声が止まらない

「ぁっ…龍っ!何かっ…ハアハア…
ヤバイ…ンン!…ゃ!ぁぁあンっ!!」

――ビクッ


「乳首だけでイクとかマジ敏感…」

龍の言う通り。

どうやら私は生まれてはじめて
イッたらしい

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