《MUMEI》

「…っ///」

そんな恥ずかしいこと
他人に言えるわけ無いじゃない!


「なあ…言えって…」

また囁く龍。

耳がゾワゾワする


――チュっ…クチュっ

「ンっ!?///」

龍が私の右耳を攻めだした

――チュぅ…っチュパ…ジュルっ

「ぁ!ちょっ…と!龍!?
そんなとこっ、ァ…舐め…ン!」


それを聞いた龍が舌での愛撫をやめ
耳に吐息を吹き掛ける

「ふァっ……///」

それにまた感じてしまった

すると龍が囁いた

「早く言わねえとずっとこのままだぜ」


―――言うしかないの?これ…

…うーん。

しばらく考えた挙げ句

「龍…えっと。その…っ////
脚の…付け根…も、
洗ってくれない…?///」

仕方なく小さい声で言ってみる

しかし。

「よく聞こえねえけどさ。
脚の付け根なら洗っただろ?」

「だから…付け根の…奥よ!奥!///」

ああ恥ずかしい。

「だからそれがどこか言えってば。
俺女の子の身体知らないんだよな〜」

そう言ってニヤニヤする龍。

絶対嘘でしょ。
女の子の身体大好きじゃないのよ。

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