《MUMEI》 2人、神様らしくない(未だに信じられない……2人の神様が私の両側にいるなんて!) 私が数時間前にトイレ行くと言って脱走を図ってからというもの…見張られるように両側に滝芽様と果陸様がそれぞれ違う空気を纏って座っていた。 「綾瀬なつさん、お茶でも飲みましょう〜!リラックス効果のあるお茶を今用意します〜」 「遠慮します。危険物だとわかったものを口にするほど馬鹿じゃないので」 「人間、懸命な判断だ。俺も寿命を縮めたくない」 「二人してひどいですねぇ〜」 滝芽様が会話に加わると和やかムードになるな…お茶という名の有害物質を客に出そうとしてるのに。 前へ |
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