《MUMEI》 その木造アパートに住んでいる間こうした出来事が日常茶飯事だったために、 (本当にトイレに親が同伴してくれない夜中などは、最悪でしたね....無邪気な幼稚園児・談) もちろん親には相談したのですが、こうした話のテンプレートで全く信じてはもらえず、 そんなのいるはず無いでしょ!! キッパリ。 (この正体不明の足音の主は、他の住民が廊下にいる時には現れない! チャックにナニを挟んで泣きながら走る幼稚園児を追いかけ回し、大喜びするとは実に大人げないヤロウです! ざけんなや、ワレ!!....無邪気な幼稚園児・談) やがてトイレ風呂つきのアパート(こちらも社宅でしたが)に引っ越しするまで、無邪気な幼稚園児の私はこの謎の足音に戦慄させられる日々だったのです。 と....言いたいところなのですが、 平穏な日々も長くは続かなかったのです。 憑いて来てしまったんですよ、こいつが....。 (稲川淳二風) 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |