|
《MUMEI》 これは………ゆ『なんだろうな。ミスコン、めんどいすごくめんどい。かよのやつめ』 ぶつぶつ文句を言っていた。 男不信のゆきなには辛い過去がある。 かよはそれを知らず、出場させてしまったのだ。 ゆ『時雨…』 ふといつも思い出している。 あのときの過去私は今も引きずって前に進めずにいた。 忘れようとしても、忘れられないのが現実であった。 ゆ『出場者でも見に行くか。』 生徒会室に向かう。その時…！？ ドン！！ 誰かが後ろから追突してきた。 ゆ『ｨﾀｨ…』 ？『大丈夫ですか！？すいません急いでいたので!!』 ゆきなは後ろを振り返って ゆ『大丈夫です。プリント拾い手伝いますね』 人の顔見ずプリントを拾い集めて渡した。 ゆ『それではこれで。』 さすがすごく冷めていた。 でも、、、 ？『待ってください!!』 はっと後ろを振り返る ？『俺、佐藤結羽と言います』 ゆ(佐藤結羽…どこかで。) 佐藤『どしました？』 ゆ『いえなんでも。』 ゆ『では、失礼します。』 佐藤『あ、ちょっと…』 ゆきなは結羽の話を聞かずに行ってしまった 佐藤『あの人が水野雪菜さんかおもしろそ♪あ、職員室にこれ届けなきゃ！』 ゆ『あいつどこかで聞いた名前だな。どこだろ…』 歩きながら考えていたら生徒会室に着いた。 そこの掲示板を見ると… ・田中樹 ・新保恋 ・佐藤結羽 ・井口晶 ・遠山氷雨 ・田辺真理 ・水野雪菜 ・北見芽依 ・東雲雅 ・田巻亜里咲 ふーん。あれ？？ 佐藤結羽…？ さっきの！？ 思い出した！ バド部に所属し、図書委員にも所属し、１年の佐藤結羽だ！ それに他にも、クラスで一番かっこいいやつが揃ってるな。なんだっけ。呼ばれてるのは確かに。 rightだっけ？五人合わて。 女子は確か、angelsだったかな。 なんで、私こんなのに入ってるんだろ… 多分ね、男は氷雨だろうな。女は田巻であろう。 ああ、めんどいな。 こんな勝負決まってるのに 翌日……… この日はプロフィールが公開される日である 前へ |
|
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |