《MUMEI》 #67-0330 2323 それが好きというより 以前は当たり前だった 世界を失ってしまって あれからも戻ってない というより完全にない この一年全く失ってた だからすごい事だった 突然あなた自身だから それ自身に罪などない なのになぜだか避ける まだ自分で向かうこと 一度も戻らないままで あの昔から続いたまま あなたに触れない以上 他に触れられない必然 だけど自らじゃなきゃ 外から入ってくる事は あってあなたが懸命に 伝えてくれた中に全く 同感だと思えてたこと 本当はいくつもあった あの時それを伝える事 普通すぐにもするべき だけどそうして分かち 合ったり双方向で確認 することをしてしまう のは抑えるよう命じた 届かないと誤解される 苦しみもありすぐにも 伝えたくてたまらない としてもそういう事で 満たすのはいけないと 通じない他のたくさん の身代わりや穴埋めは 気休めに過ぎなくなる だけど思いつく限りを くださるあなたに申し 訳ない気持ちだったし 届いて伝わって分かる ことを示さないことは 外れた事とも思ってた あなたには限定の期間 私にはすべて一生の事 なのは他の全部の前提 にあるからなんだろう 0329 2318 常に一面のみの一人で 対応できればその嘘が 都合がいいのだと思う 偽物にしてはならない 思いだけでされるまま 守らずにただ受けてた それが消えないものと 知ってしまってもなお 着くべきはずの場所へ 何も起こる必要性など なかった無縫衣でない あるはずだった関係を 奪いも与えもしないで 何もなくいれたはずの その場所へ行くべきと 消えなく刻まれた傷を 押し切っても辿り着く それだけを守れたなら あなたをも守れるはず 0329 2052 あの時持つはずだった 全く意味を剥奪された 代わりと認められない 時を失した一年近くが 本来とはまるで中味の 異なってしまう様相で 費すことになったから 押し潰されて形もなく 手遅れでは片付かない あなたには興味のない ことかもしれないけど その月日を過ごした今 これが伝わらなくても それを消し去ることは 許しえないことだから 0329 1746 耐えきれなくなって 眠りに逃げてしまう 目覚めたら隙間なく 動けない強大な力で 心身をがんじからめ 空白で埋めたはずの 無理にも動きだした 独立したロボットは 再び海底に沈んでる 機械でしかなくても 浮かばれるだろうか あなたを怖れないで 壊れないでいれるか 消えてしまわないか 決めるのは誰なのか 0329 1311 無理だと分かりながら 何の準備もないまんま ただムリヤリに力づく 取り繕う材料さえなく 答を出していくことを 心身がまるでないまま そう決まっていたから その日が来ても何一つ 受け入れも受け付けも 意思も意志も無関係で 変えてしまえない魂を どうしようもないのに どうするべきなのかを 動けない体で探してた 0329 0903 目がたらこ になってる 思うよりも 寒々してる どうかして 何でもなく 見えるまで 無理しても 見せること できるなら 0329 0654 朝が来てる 無事でいて くれるなら それでいい ここからが できるかを 問われてる ことだから 0328 2350 離れたまま触れることもできずに まるで何一つ受け入れることができないまま それは強力すぎて自分でもどうにもならない そのままいつもわかってる通りの事がわかる 0328 2231 あなたにはわからないかもしれない あなたには違うからだとわかってる この言葉を使いたくないと思ったら 体の方が反射して受けようとしない 現実でいられないなら別のどこかへ 違う人間になるのはおしまいだから やっぱりどうすることもできずに 望まれなくてもいつづける方法を せめて本当だけはなくしたくない 0328 2117 あなたは生きているのだから わたしは死んでならいられる 生きてはここにはいられない 本当に何もいらないのならば なぜ体はなくなってくれない 何も感じなければ削られない それでも意味があるのなら 0328 2038 現実はいつかは終わってくれる 早く消えることはできうること 消えない真実は思う以上にある あなたに及ぼさないならばいい わたしは人でなければいいから 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |