《MUMEI》
#86-
0412 2325 たった今初めて立った 何回も何回も必ず来る 最低限の安全を失った 場所をもう消えた体が 必ずまた起こる暴発に 死体でも向かえなくて 何度も何度も刻まれた すり込まれてる傷みに 反射的に触れられない 暴力を神経が拒否する ただめくらでいただけ 確かな安全も手放して 全ての日を麻痺させた 安全な一日も持たずに 今日はもう違うのかも ずっと人間の安らぎは 生涯ないと定められた 日から息が絶えるまで 現実に続いているから 休みが与えられないで 意識のある体で受けた この年月は体を蝕んだ 死なせてきた過去をも 全部無意味に破壊して せめて今日があったら そこで安らいでいたい 本当などなくなってる 世界では見えるもので 手にしている現実以外 価値はないと思うかも しれないけど本物なら 実態のない体でも痛む 本物の愛は殺されても 居場所がなくても痛む

0412 0949 何かをするのは あなたじゃなく それを抱えてく 防波堤があれば 尊厳は守られた それをどうにも ならないぐらい 破壊するように 投げつけられた 導火線はまるで あなたが引継ぐ よう仕組まれた 焼き尽くす事が できても事実が 消える事はない あなたと私には 関わりない事で 壊し続けるのを 止められるのは あなたではなく 私とは違う別人 あなたは無理に 否定しないまま 見えない本当を 手にするのなら 己を失わないで 誰の物でもない あなたを守って

0411 2354 結果3時だった

0411 1007 確かめないまま 知らずに自然に そうだったから ずれてしまった 現実をいくつも 積み重ねた上で

0410 2344 さむくて眠いけど とにかく戻れてる あの日から始まる すぐ眠れますよう

0410 0055 眠気と痺れが 積もっている とにかく休む

0408 2336 今まで思ったこと ない感情がわいた たいしたことじゃ ないし小さなこと でも初めて思った もう覚えていない 今朝見た夢は怖い ものじゃなかった ことだけ覚えてる

0408 1342 遅い自由な時間に 外だけの確認です

0407 1400 中はやはり 無理だけど 確めました 1357

0407 0944 全部背負うから 壊れても大丈夫 自身を優先して

0406 2141 生きている人は現実を積み重ねる 死人は現実がないから変わらない そんなこと最初にわかって進んだ 絶対に重ならないと認識した上で 命を失くした体と凍結させた魂で 年月を積む程に距離が離れていく 重ねるほど失うことも知った上で 手放した命の権利を取り戻すなど 一度も望んだりはしなかったから それはなくしたままで構わないよ 最初から決まっていた通りだから 今日までそれを止めてきたけれど いないあなたとずっと歩いていく けっして作ったりなどしないから 話したりも聞いたりも笑ったりも この世に存在してしまってる体は あなたに必要なことを受け続ける 曲がったままの杭を打ち込まれて もう打ちつける場所もないくらい 凹凸もなくなった顔に刺さってく あなたは私を違う物に見てるはず でも死んでてもずっと同じだった

0405 2344 恐ろしい夢や残虐なイメージが 鉛みたいに重たく体を満たして 日常などすべて失くなったまま もともとどこにもなかったから 戻れる場所も安らげる体もなく ずっと薬を抜き続けてるような 病でも薬なんて口にしないから 一番破壊するのは無感覚の拒否

0404 2333 この場所を汚されたくはない たとえ不法侵入されようとも 0404 0300 よそ者は残してないつもりの 土足の足跡で天から裁かれる

0403 2303 生かさず止めてきたのは全部 いつか得るつもりでじゃなく ないものを認めて背負うため 確実に踏み誤ったことはない そんな簡単に気を緩めるほど 冗談でできる答ではなかった 死ぬ事じゃなく死に続ける事 代わりのある物はあるだろう そうでない事を知る時もある 好みや執着と一緒にしないで 誓いや約束とは全く別のもの 世の中に起こり続ける現実は 必然というものとは違ってる 強引なり自然なり必ず起こる でも仕方ない偶発は存在する それは無言でもかき消さない 一瞬でそれを悟ってしまった それからも年月も見えた上で 人に戻るのは破壊を許すだけ 本気でなければ壊れはしない 治るものと治れない物がある ないものの破壊は際限を越す 人であるならば必要ないから そうでないものは命を捧げる

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