《MUMEI》

鬼怒川熱史。それが彼の名前。

僕は小さい頃から彼が好きだった。ずっと側に居たかった。

しかし、湯布院煙と出会った彼は僕から離れていってしまった。さらには地球防衛部などというくだらない部にまで。さらに僕の敵だった。

まあ、いがみ合うのももう終わりだ。ズンダー様が我らカエルラ・アダマス……生徒会を陥れていたことが発覚したのだから。熱ちゃんとのわだかまりも無くなったのだから。

僕はまた、君のとなりにいていいのかな。

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