《MUMEI》 走る男〜歩視点〜 急いで 学校を出たが もう麗羅チャンたちの姿は なかった。 俺は、携帯を出し 電話をかける。 呼び出し音が鳴っている。 早く出てくれよ・・・! 俺の願いが通じたのか すぐに相手が出た。 「もっし〜☆」 「海か!?麗羅チャンは?」 「歩〜☆麗羅チャンとは 今別れたところ☆」 「そうか! 悪いけど麗羅チャンのところまで 道案内してくれ!」 「・・・歩が来るまで 麗羅チャンの後をつければいいの?」 「あぁ、頼む!」 「ストーカーって言われたら 歩のせいだからな〜☆」 それから海の指示に従い 右へ左へ走る。 はぁ・・・はぁ・・・・・。 20分ぐらい走った時 「もう麗羅チャン家に 着いちゃったよ〜!」 っと海が言って 更にスピードを上げる。 「・・・・・!! 歩、ヤバイ!早く!!」 ヤバイって何だよ・・・!? 何か嫌な予感がする・・・! 更に加速させる。 間に合ってくれよ。 海と栄実が電柱の裏に 隠れているのを見つけた。 2人が指さしている方向に 向かって走る。 そこで見た光景は―・・・。 前へ |次へ |
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