《MUMEI》 プロローグ世界ってさ、不思議なものだよな。 昨日まで平和だったのに、いきなり戦争があったりさ 昨日まで貧乏だったのに、宝くじが当たって大金持ちってのもあるだろ? 俺、織沢紫音は 昨日まで、なんの取り柄もない、ただ普通の高校生だった。 ただ、『他と違う』 のは肺ガンで入院してたくらいかな。 だけど、不正な医療ミスで呆気なく俺は死亡。まぁ、友達が居たわけでもないから、何とも思わないけど あーそういえば、あのマンガまだ途中だったなー とか 下らない事考えていた。え?何故死んでいるのに考えられるか? 成仏出来ていないんだ。 "何か"にどうやら悔いがあるらしい。 なんだ?あの医者の事か? 「どの医者かは分からないけど、僕が助けてあげようか?紫音君。」 ………。 次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |