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《MUMEI》 露出願望 ９真壁は貪るように愛撫する。真壁の邪悪な舌が、千香の全身を這う。 「ん・・・」 千香は緊張していた。全裸で手足を拘束されて無抵抗なのだ。突っ込まれたら防ぎようがない。思いを遂げられてしまう。自分は人妻なのだ。夫のためにも自分のためにも、この大切な体を守る責務があるのだ。 本当は愛撫もされてはもちろんいけないが、レイプを防ぐためには仕方なかった。だがそれは、真壁が約束を守ってくれたらの話だ。無抵抗だから真壁に裏切られたら万事休すで、レイプを防ぐ方法はない。 「んんん・・・」 千香は、気持ちを持って行かれないように、しっかりした。真壁は思ったより上手だ。パワーだけではない。テクニックもある。 「あっ・・・」 不意打ちに股を責められて、千香は腰を浮かした。舌と手指と膝を巧みに使い、それぞれが全身の違う箇所を責める4WD愛撫に、千香は翻弄されそうになった。 （負けてたまるか・・・） 夫以外の男の愛撫で落とされるわけには絶対にいかない。岡田の罰ゲームは、マッサージ機だったから、まだ言い訳がつく。しかし、舌と手指で責められてイカされたら、完全に人妻失格だ。 「んんん・・・んんん・・・」 真壁の舌が左右の乳首を弾き、徐々に下がっていく。おへそにキスし、さらに下腹部へ。そして内腿周辺に舌が這う。千香は緊張のあまり腰をくねらせた。 （ヤダ・・・） 感じてきてしまった。千香は気合を入れた。手足を拘束されて無抵抗だから、相手の技をもろに受けるしかない。これは人一倍感度のいい千香にはきつい。 「あん！」 いよいよ真壁の舌がいちばん困るところに侵入。そのまま千香の禁断の花園にキスの嵐で荒らし散らす。 「あ・・・あああ・・・」 気持ちいい。まずい。千香は腰を動かして邪悪な舌から逃れようとするが、無抵抗の状態では逃げられない。 「あああん！」 股を舌で責めながら、両手は左右の乳首やおなかをソフトタッチで責めまくる。両手が常に動いていて、どこを責められるかわからない。 「あああ・・・やめて」 悩ましい顔で仰け反る千香に構わず、真壁はクンニで千香を窮地に追い込む。もしも舌技で落とされたら、その屈辱はマッサージ機の比ではない。 「待って、やめて、降参」 しかし真壁はやめない。クリトリスを舌で弾き、千香を困らせる。 「あああああん！」 舌でイカされるのは彼氏でも悔しい。女からそう言われたことがある。真壁はそれを思い出し、クンニで陥落させる気で責めた。特に千香は主婦だ。人妻なのだ。夫以外の男のクンニでイカされたらアウトだろうと思った。 「あああ・・・やめて、真壁さん、わかったからやめて、お願い・・・あああああん！」 （どうしよう、気持ちいい！） 理性が吹っ飛びそうなほどの快感に、千香は困り果てた。哀願しているのに、降参しているのに、全くやめてくれない。 「お願いやめて！ わかって！ わかってください！」 わかっているからやめられない。クンニだけでなく、両手が左右の乳首とおなかと下腹部を凄い勢いで移動するから、それが微妙に効いて、千香を昇天寸前に追い込んだ。 「やめて！」 クンニでイカされるわけには絶対にいかない。それだけはわかってほしかった。 「やめて、やめて・・・あああ・・・ヤダヤダヤダヤダヤダ！」 ダメだ。耐えられない。 「真壁さん待って！ お願い一旦待って、待って、待って・・・あああああん！ いやあああああん！」 千香は愛液を飛び散らせながら、仰け反って悶えた。 「はあああああ・・・はあああああ・・・ああああああああああん！ あっ・・・はあああ・・・はあああ・・・・・・」 イカされた。まんまと真壁のクンニで落とされてしまった。 「・・・・・・悔しい」 前へ |次へ |
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