《MUMEI》 露出願望 11真壁万勢は、怪しげな箱を千香に見せた。 「千香。これが何だかわかるか?」 「え?」 「これはサボテンコンドームだ」 「さぼてん?」 サボテンのようにトゲトゲがついているというのか。千香は身じろぎした。 「これは非売品だ。密売で手に入れたんだ。イボ付きは硬過ぎても痛いしよう。柔らか過ぎても物足りねえ。だから実際に女を使って実験を繰り返し、最適な硬度と形状を研究・開発してついにベストな傑作品が完成したらしいぜ、ナハハハ」 千香は怯えた顔でサボテンコンドームを直視していた。 「どんな女でも目を白黒させて失神してしまう優れものだ」 「やめて」千香は首を左右に振った。「お願い、普通のにして。そんなのダメよ」 「よし、ナマ決定」 真壁が入れようとする。千香は叫んだ。 「わかった待って!」 待ってくれた。 「どっちがいい? ナマとサボテンと」 千香は唇を噛むと、小声で答えた。 「サボテン」 「よーし!」 真壁はサボテンコンドームを装着すると、荒々しく千香を犯す。 「んんんんん!」 ゴンゴンゴンゴンゴンと激しいピストン運動。サボテンのトゲトゲが千香の敏感なところに引っかかり、彼女を絶叫させる。 「何これやめて・・・あああ! あああ! あああん!」 たちまち泣き顔で悶える千香に、真壁は征服欲をたぎらせて、ガンガン思いきり突いた。 「やめて、やめて、やめて・・・あん、あん、あん、あん、あん・・・」 手足を拘束されているからなすがまま、されるがままだ。真壁はタフだから、果てない。5分、10分、15分と延々ピストンされ、千香は頭の中が真っ白になり、気が遠くなった。 「あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん・・・」 (ヤダ・・・いやあああん) 真壁が果てる前に千香が昇天してしまった。イッた直後に突かれて、千香は騒いだ。 「あああ、やめて、あああ、あああ、あああ・・・」 気持ちいい。凄く気持ちいい。これが本当のセックスなのか。セックスとはこんな気持ちいいものなのか。これほどまでにスリリングで興奮できるものなのか。千香は完全に理性を飛ばされた。 「あん、あん、あん、あん、あん・・・」 (ダメ、どうにもなんない!) 歯を食いしばって耐えたが、無理だ。またイッてしまった。生まれて初めての連続アクメに、千香は声を振り絞る。 「やめて、真壁さん、許して、どうにかなっちゃう!」 しかし許さない。延々ピストン運動をして千香を追い込む。乱れる千香を見ながら真壁はエキサイトしていた。 愛しの千香は口を大きく開け、だらしなく舌を出してしまった。夫以外の男に犯されているのに、こんな顔を晒してしまうとは。惚れた女を、かわいい千香を、身も心も支配してしまったか。真壁万勢は酔っていた。 千香の様子がおかしい。どうやら失神してしまったようだ。 「ベイビー。もう俺様のものだぞ」 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |