《MUMEI》
SMホテル 8
千香は仰け反って暴れた。

「ヤダ、やめて、やめて・・・あああああん!」

早くも昇天寸前に追い込まれた。千香は歯を食いしばって耐える。

「くううううう・・・くううううう・・・」

どんなに気持ちいいからといって、イクイクなんて腰を振って陥落するわけにはいかない。千香はプライドを捨てていないし、この絶望的な状況でも、夫の孝太郎との生活を諦めていなかった。

「あ、くっ・・・」

小田切は、イカしたくらいでは屈服にならないと思っていた。股を電マでしつこく責められたら、たいがいの女の子は昇天してしまう。かといってその男の虜にされたわけではない。

「んんんんん・・・」

イカされまいと必死に耐える女子のほうが好きだ。小田切は、歯を食いしばる千香を見て嬉しそうな顔をした。

「くううううう・・・」

「千香。気持ちいいか?」

「やめて」

「やめないよ」

「お願いやめて」

「でも千香。ココ責められたら女の子は降参だろ」

「え、嘘ちょっと待って・・・あああああん! はあああああん!」千香は仰け反って悶えた。「やめて、やめて、無理!」

しかし簡単にはイカさない。小田切は千香を昇天寸前まで追い込んで焦らして、昇天寸前まで追い込んで焦らす。これを何回も繰り返し、千香をいじめた。

「はあああ・・・はあああ・・・嘘やめて、ヤダヤダヤダ」

昇天直前の死ぬほど気持ちいい状態が長く続き、千香は慌てふためいた。

「いやあああ・・・やめて、小田切さん勘弁して!」

「勘弁ならない」

夫以外の男に股をびしょびしょにされて、もはや主婦失格だが、それよりも、このまま責め続けられたら危ない。

「やめて! いやあああ・・・やあああ・・・」

両目をきつく閉じ、口を大きく開けて、泣き顔で悶える千香が魅惑的に映る。小田切は責めながら耳もとで囁く。

「千香。許してほしいか?」

「許して!」

「かわいい」

電マ攻撃がやんだ。

「はあ、はあ、はあ・・・」

許してくれたと思った千香が甘かった。小田切は、岡田が持っていたものと同じマッサージ機を持ってきて笑った。

「千香。これ好きだろ?」

「嘘・・・」

小田切はマッサージ機を彼女の股の前に置くと、スイッチオン!

「やめて・・・ああああああああああん!」

そして二本のトゲトゲ電マで千香の左右の胸やおなかを円を描きながら巧みに責める。股へのマッサージ機攻撃だけでもアウトなのに。あまりの気持ち良さに千香は笑顔になってしまった。

「きゃははは・・・やめて・・・気持ちいい・・・気持ちいい!」

堕ちたか。千香は観念したように乱れに乱れた。

「気持ちいい! 凄く気持ちいい・・・もうダメ・・・イク・・・イグイグう・・・イッちゃう!」

「千香、かわいい!」

「あああああん! あああああん! ああああああああああん! あっ・・・あああ・・・はあああ・・・・・・」

イッた直後でも非情のマッサージ機の強烈な振動は延々続く。千香は叫んだ。

「いやあああああん!」

小田切も攻撃をやめない。千香はほとんど悲鳴を上げた。

「やめて! おかしくなっちゃう! どうにかなっちゃう!」

しかし小田切は許さない。面白がってとことん意地悪する。

「やめて! ホントにやめて! 死んじゃう!」

「そんなに気持ちいいか?」

「気持ちいい! 許して!」

「許さないよ」

「何で・・・・・・」

千香はだらしなく舌を出し、目を白黒させている。気が遠くなる。半失神の状態で腰を震わせ、ほとんど無意識状態になっている。

「はあああ・・・はあああ・・・はあああ・・・・・・」

小田切は全く容赦しない。千香は連続アクメでメロメロにされ、よがり狂わされ、虜にされてしまった。

「はあう、はあああう・・・はあああ・・・・・・」

千香はついに失神してしまった。

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