《MUMEI》 2人はそうして菜々と一條は2人で話す事になった。すると一條が「澤木さん!メアド教えてよ!知らないと不便だから」といった。 菜々は仕事の事だけだからと口説かれ、渋々教えた。 「やった!」と一條がいった。 「じゃあ今日は帰るから。」と菜々が帰ろうとすると、一條が ガバーッと菜々を抱き締めた。「俺まだあきらめてないから澤木さんの事。好きだから。」といった。 菜々は顔が真っ赤になってどうすればいいか分からなかった。 「もう!離してよッ」無理矢理ふりほどこうとしたが、力が強くて振りほどけない。 しばらく菜々は一條に抱き締められた。 そして一條が気を緩めたすきに、ドンッと押して一條から離れた。「何するのよ!最低じゃない。」と菜々が言うと「なんでだよ?好きだから抱いたのにそんなに悪い事なのかよ?」と一條がこたえる。「そう言う問題じゃないでしょ?!人の気持ちも考えないでこんな事するなんて最低だっていっているのよ!」「でも俺はあんたをあきらめない。どんな手を使っても手にいれるから。」といい去っていった。 菜々は最低だと思いながらも心臓がドキドキして息ができなかった。 前へ |次へ |
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