《MUMEI》

「……は?」

すると突然、藤本はおれの肛門に
指を入れてきた。

「…ん!また…ヤるのかよ…!!」

かと思うと無理に穴を抉じ開け、
そこに三本いっぺんに指を入れた。

「んぁっ…、やめ、ろ…
こんな…状況…でっ!!…」

おれはまた口を抑える。
今でもかなり声が出ているのに
チンコなんて入れたら絶対に
見つかる。
しかし藤本はそんな事気にせずに
指を中で掻き回す。
流石に二回目となるとかなり痛い。

「んっ、んんー!!んっ、ぁん…」

このままではまずい、何とかして
止めさせないと…!

「おい…っ、お前は、見つかって、
あぁっ…!!噂になっても…いいのか、よ!!」

必死になって問う。
しかし返ってきた言葉は

「おれは逆に見つかってもいいが、
ルイが可哀想だからここに隠れているだけ。
本当だったら今ここの扉を開けてる」

だった。
くそ、ここを出たら今度はおれが
犯してやる。

奴のチンコを見るともう既に
硬くなっていた。

「いれるよ」
「あっ…待て…!」

止めるが容赦なくチンコを投入される。

「い…っ!!手加減…しろ…!」
「ふっ…!」
「ふあああぁ…っ!!」

チンコは最後まで入ってしまった。
やべえ…こいつ、今回は絶対前より激しく
される…!

「激しくすると思う?」

藤本は少し悪戯っぽく尋ねてきた。

「しねえよ!お前が気の毒だし」
「見つからないようにしろよ…!」

すると

「なーんてな!見つかるようにしてやるよ」

藤本は急にチンコを引いたかと
思うとぱんっと音がするくらいに
突き出した。

「ああああっ!!!!…あっ!」

予知することが出来ずにおれは
普通の声よりも大きいくらいに喘いで
しまった。

そうなってしまえばもうどうにもならない。
藤本は連続でおれの中を強く突き続けた。

「ああん!!ああ…あああん!!
あん!!あ、ああっ!!
ふじ、もと、もう、やめ、ああああっ!!」

おれは大きく喘いだ。
もう今更抑えようとも抑えられず
ただただされるがままだった。

すると悲劇は起きた。

掃除用具入れの中で暗かった筈なのに
いきなり明るくなった。

「あ、」

扉を開けられてしまった。
そこに居たのは部活の仲間の
小野と山田と南雲だった。

見られてしまった

抱かれているところを

それでも藤本は構わず腰を進め
続ける。

「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、
あんっ、あっ、あん!!」

「お、おい、何してるんだよ
お前ら!」

「やだ、やだ、イッちゃ…う、
みん、な、助け…て…あああんっ!!!!
あああっ!!ああああああっ!!!!!!!!あっ…!」




そいつら三人はかなり動揺していた
様子だったがおれが絶頂に達すると
その内の一人、南雲が口を開いた。

「これってセックスっていうんだろ?
やってみよーぜ、面白そう」

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