《MUMEI》
新しいお父さん
   〜麗羅視点〜


『私は、もちろん


"いいと思うよ"って笑顔で答えた。


だって、死んでいたお母さんの心を


生き返らしてくれた人だから


すごく感謝してたし


私のことも

可愛がってくれる


その人が大好きだったから。


ずっと3人で


一緒に居れたらいいなって


思ってたから。


そう言うと


お母さんとその人は


安心したように


笑ってた。


結婚式は挙げなかったけど


3人一緒に暮らすようになった。


私は、その人のことを


"お父さん"って


呼ぶようになってた。


お母さんとお父さんは


幸せそうに


いつも笑ってた。


私も、毎日笑ってた。


小学生になって


色々な習い事をするようになったの。


習い事の先生は


いつも私のことを


褒めてくれた。


そんな私を見て


お母さんは、とっても嬉しそうだった。


"麗羅すごいね。


さすがお父さんの子だね"


お母さんは


小林さんのことを


"パパ"って呼んでた。


だからお父さんって言うのは


私の本当のお父さんのこと。』


幸せな思い出の筈なのに


なぜか胸に


痛みを感じる・・・


そんな思い出。

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