《MUMEI》
仲間
出来上がった詞をみて、自分でも恥ずかしくなる優太に見せる前に響とゆづには詞を見せた。
「お前、これ。優太への気持ちだろ。」
さすが響。やっぱバレてたのか。なんとなく気付いてた。そもそも優太を紹介したのはこいつだし 「うん。ごめん。黙ってて。」
その言葉にゆづは驚いている。この鈍感!まあ、仕方ないか。
「それ本当!?全然気付かなかった。へぇーそっかあ」二人には多分迷惑をかける。だから先に謝っておきたかった。
「これで優太がバンドやめるって言っても許してやって。俺のせいだから。」「んなことねぇって。もしそうなっても、誰も歩夢を責めない。」
「うん!歩夢の気持ち、全部吐き出してきな!」
俺は本当に良い友達に出会ったな。
「ありがとう!俺、行ってくる。」
俺は部屋を出た。

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