《MUMEI》 久しぶり〜歩視点〜 「麗羅って 結構泣き虫だよね〜☆」 っと栄実がいつもの調子で言う。 『そ、そんなことないよ! ・・・3人に会ってからだよ。』 「お〜☆嬉しいこと 言ってくれるね☆」っと海。 『・・・・・。』 「わ〜♪麗羅チャン 照れてる可愛い〜♪」っと俺。 『歩うるさいっ!』 海が繰り返す。 「歩うるさいぞっ!」 栄実も繰り返す。 「歩っちシャラップ☆」 「え〜何で2人まで!」っと俺。 海と栄実は笑う。 「「「!!!」」」 驚く俺たちを見て 『どうしたんだ?』 っと尋ねる麗羅チャン。 俺たちは顔を見合わせた。 そして俺が口を開く。 「麗羅チャンが・・・笑った!」 麗羅チャンも、気がつかないうちに 笑っていたらしく 口に手を当てた。 そして『笑ったのなんて 久しぶり・・・!』っと言ってまた笑った。 「麗羅、可愛い!!」っと言って 栄実が麗羅チャンに 抱きついた。 それを俺と海、男性陣は 微笑ましく見ていた。 麗羅チャンの笑顔は 本当に可愛い♪ 今まで、笑ってなかったのが すごく勿体無く思えた。 でも、いいんだ。 これから先もずっと一緒に居て 今までの分も 麗羅チャンを笑顔にさせてあげれば いいんだから。 前へ |次へ |
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