《MUMEI》

「終わった〜!」
夏休み前半、宿題が終わった。

「頑張ったな。」

「エイトにぃのおかげだよ^ ^」

「そうか?」
頭をわしゃわしゃ…

「合格しろよ?」
頭をわしゃわしゃするのをやめて、エイトにぃは言った。


「うん!勿論だよ!エイトにぃのこと、だーい、好き!だから!」

「…」
あれ?

「ご、ごめ!」
どストレートに言ったよね?!

「いや、別に…あのさ、受かったら…ごほーび。いいか?」
ごほーび?

目をパチクリ。
「そ…ごほーび。」

????
頭には?しか浮かばない。

「その…いや、言わねー方がいいな。じゃな!ユイ。1人で平気か?」

「もう!春から高校生だよ?大丈夫^ ^」
私に親はいない。

2年前に、フシンシ?とかゆーので亡くなったんだ。
犯人は…見つかってない。

「じゃあな!」
「うん^ ^ありがと!エイトにぃ!」

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫