《MUMEI》
第3章 ノロイ
僕は扉の中いる。


僕は椅子に座りながら、あのミイラのぬいぐるみを見ていた。


僕の
ぬいぐるみ…。


「そのぬいぐるみ、気に入っているようですね。」


79は、いきなり現れた。


「あっ、79。そう?」


「はい。とても楽しそうな顔をしています。」


「そう。」


僕は、顔にも包帯を巻いている。


唯一見えるのが、
目と口…。


79には、楽しそうな顔をしているように見えるらしい。

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