《MUMEI》

「お前誰だ。」


「僕に名前はありません。」


「変なやつ。」


しかも、
そっくりな人形
なんか持って。


「お前、僕が喚んだのか?」


「どうでしょう。でもあなたは、扉を開く権利を得ました。」


「権利?でお前は、僕に何をしてくれるんだ。」


「あなたの願い、望みを叶えましょう。」


「僕の願い、望み…。」

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