《MUMEI》
団子虫娘的羽化物語
何もしないに限る、と云

う結論に達して己の心の

団子虫の蛎殻のような殻

の中に背中を丸めて内へ

内へと引き籠る道を選択

し、不登校に陥った私は

貞操観念、何て絶滅寸前

のシーラカンス、自慰に

耽る日々の中、自分自身

の数奇な運命を呪い、

暇に任せてノートの余白

に官能小説を綴っている

訳だ。(。 ̄(ぇ) ̄)d。

(し)(。 ̄)く「あら、お姉ちゃん何してたの?」

「ノックぐらいしろ、別に見せる程のモンじゃ」

「(し)(。¬_¬)何か怪しい気配がプンプンする」

「何も(ノ(ぇ)゜。)」。

その動揺を咎められない

様に努めて冷静な態度で

男の裸の載ったエロ雑誌

を机の上から、2番目の

引き出しの中に隠したが

「ピーミサイル発射ー」 (し)(。∋)ポン〜△。話は過去に遡る((ノ(ぇ)。

老舗和菓子店を細々と営

む比較的に貧しい両親の

元に運悪く生まれ落ちて

団子虫の詰まった牛乳瓶

を実の母に捨てられると

云う癒される筈もなく暗

い過去の十字架を抱えた

女児は酷い場合は自宅で

売春行為に耽る自由奔放

な母の性的退廃が自分の

身に波及する事を恐れて

余りにも寂しい夕暮れ時

の公園で、一人団子虫と

戯れていた、、次章に続く(・。)(っ)プ〜△。。

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