《MUMEI》
3代目は栗とリス
(∂∬∋3∈)(。 ̄(ぇ) ̄)

「あわわ」と云う訳でお

化けの少女の頭上に餃子

を乗せて痺れさせてから

893のアジトに行く。

プーさん一家の構成員に

他ないのに「ウチの店」

と云ってくれるのは実に

有り難いが、彼女を矢面

に立たせて自分は鼻糞を

穿っていたとなると、名

こそ惜しめが座右の銘の

プーさん一家末代迄の恥

である、選択肢はない。

「カランカラン」と頭上

で響く裏系本番風俗店の

扉の鈴の音は、喧騒の中

に消えて音としては響く

事なく安っぽい阿片の妙

に鼻を吐く異臭漂う店の

サイケ模様の壁を背に佇

む。「此処は可愛い女の

コの来る処じゃねぇぜ」

と悪態を吐く作業服姿の

殿方はグラスを掲げて軽

く会釈した。ブレザーの

制服姿の破瓜期の美少女

の存在に気付いた殿方は

「姉ちゃん、オイラの隣

に座ってチンポ舐めて」

何て黄色い声を放った。

(。∋(ぇ)∈)○)Д∈。)

「ガウー」。野生の樋熊

を一撃で倒せるパンチを

喰らった殿方の頭が胴体

から離れて店内の殿方は

コチラから少しでも遠く

離れようと努めて混乱。

「コイツはプーさん一家

3代目のプードル、ヤバいヤバいd(・∀・。)」

「誰が熊やねんガウ」。 (。ノ(ぇ)∈)○)∀∈。)

問答無用である、2人目

の頭も胴体から離れた。

3人目の頭蓋骨を噛み砕

き、4人目の背中の肉を

爪で掻毟って惨殺、屍体

が類々と横たわる店内を

見渡して恰も陸に打ち上

げられた魚の如く白目を

剥いてピクとしている奴

らの息の根を止めて特に

何事もなかった様に家路

と云う名の平穏な日常の

世界に戻ったのである。

あ、お化け冷蔵庫の中に 入れてたの忘れていた。

(∂∬○3○)(ノ(ぇ)・。) 「こりゃ酷い、、、」。

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