《MUMEI》 奇形の怪物たち唐突な迄に存在を不意討 ちして全裸の私の下腹を 串刺しにするチンポは私 のオマ一ン湖の水面から 亀頭を出す、そして湖底 に沈む、又出る、それを 度々、際限もなく繰り返 している訳であろうが、 家業である私の和菓子店 の厨房では父とお化けの 少女、母と魚屋の親父、 ペンギン(弟)と熊(私)の 3組のカップルが、早朝 の閑静な住宅地域の凛と 張りつめた空気を破って 「ヌハ一」って近隣住民 に丸っと聞こえる淫声を 共鳴させながらも、お互 いの存在を嫉妬してる。 本当か嘘なのやら誰も知 る由もないが、とりわけ 美しい怪物たちの織り成 す物語の読者を華々しく 裏切る目次にさっと目を 通した読者諸君は即座に ゴミ箱へと放り込むに違 いない、それでも批判と 云う試みに魅力を感じて 善意からそれを行う奇特 な人物が存在しないとは 云い切れない、若し、当 の実に風変わりな人物と 出喰わしたらそれは批判 ではなく、作者に対する 最大級の賛辞であろう。 (。∋十(ぇ)∈)d有り難 う、感謝の言葉で終る。 前へ |次へ |
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