《MUMEI》
真実の断片5
−−−−−−−−−−−−

「自首しないか」

高科は真弓に言った。


「うん。だけど今日は私の側にいて。朝目覚めたら警察に行きましょう」

「僕もついて行くよ。疲れただろう。今日はもう寝よう」

高科と真弓は寄り添って寝むりについた。

こうやって側にいることが、真弓を傷付けない唯一の方法と信じて−−−−−

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