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《MUMEI》 ポポロ図書館(。￣(ぇ)￣)く(･。)(っ) 「良いかアヒル、今日 は高貴な小娘を図書館に 案内致すのじゃ、失態何 て仕出かさないように」 「了解(わかつた)」。 ぺった、ぺった(足音)。 (∂∬3)(し)(。･)＞ 「アヒルＸ３ーポポロの 町の図書館とやらには未 だ辿り着かんのんか」 「ポポロ総合センターと 云う名前の立派な建物の 最上階にあるんだ、眺望 も良いし、静かですよ、 見えた、あの東京ドーム のような建物です」。 「イスラム教のモスクの 様な変な建物じゃ、冥土 の土産話の類に一つ中に 入って見るとするか」。 それはとても荘厳にして 頑丈な建物で美しいと云 うと云う事の他は至って フツーの建物に見えた。 「ああ、お嬢さん、此の 建物の中に入る時は靴脱 いで、あのビニール袋に 入れて、そ、そうです」 「お寺のようじゃな」。 (∬∂3(く(∈。)(っ) 「貴女のいた世界の人々 は書物と云うシロモノに 対して如何なる敬意も払 ないんですか」と云う アヒルは深刻そうに眉間 にシワを寄せた。 (∂∬)く(￣。)(っ) 「此のエレベーター随分 と旧式じゃが大丈夫か」 「時々接触不良起こして バンって下に堕ちるけど 確率的には大丈夫」「先 ず大丈夫とは云えんから 階段を使おう、アヒル」 そして続く(。)(っ)。 前へ |次へ |
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