《MUMEI》

彼女を殺す!!


僕は、右の人差し指を、また小さく斬り、金属の手鏡の上に

『呪』

と血で書いた。


その上に彼女の写真を置いた。


「明日の1時間目、この女は、自らの首を包丁で斬り死ぬ!
僕の血からは逃れられない。」


僕はその後、大声で笑った。


「キャハハハハハ、キャハハハハハ。」


高く響き渡る声…。


壊れた人形のように、僕は笑い続けた。

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