《MUMEI》

あの変なやつは、昨日と同じ椅子に座っていた。


「どうしましたか?」


「僕にもっと力をくれ!」


「力ですか?あと何人殺したいんですか?」


「あと、6人だ。僕を馬鹿にしたあいつらを、殺したい!」


「そうですか、いいでしょう。今日も昨日と同じように、あなたからある物を貰います。」


「あぁ、分かってる。」


「では、どうぞ戻って下さい。」


「まだ何もしてないぞ。」


「大丈夫です。ちゃんと使えます。」


「そうか。」


僕は、自分の部屋に戻った。

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