《MUMEI》

僕は、黒宮遊環の部屋に出た。


「さて、あなたから何を貰いましょう。」


僕は、黒宮遊環のお腹を触った。


「あなたの内臓は健康ですね。血もさらさらしていますし。
では、内臓全部と血を貰いますね。」


僕は、黒宮遊環の内臓を出した。


皮膚を通り抜け、ごちゃごちゃとした内臓の塊が出てきた。


血が
ポタポタ
垂れている。


「あっ、もったいない。」


僕は、注射器に似たものを出し、黒宮遊環の腕に刺した。

前へ |次へ


作品目次へ
感想掲示板へ
携帯小説検索(ランキング)へ
栞の一覧へ
この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです!
新規作家登録する

携帯小説の
無銘文庫