《MUMEI》
〜朝のお母さんにご注意を〜
 「ふぁ、〜〜〜〜っあ〜.......」
今日はいつもより早くに目が覚めた。
いつもなら、昼ごろまで目を覚まさず寝ている時間であろうに目覚めも良く
(今日はいい日になるな)と心の中でひそかに思っていた。

今から始まる全てがいい日になる以前にパーティーみたいになるなんて思ってもいなったんだけどね。

〜4月24日〜
春という季節やっぱり桜はきれいなもんだんな。
朝早くに目が覚めた俺は窓の外に見える満開の桜の花を眺めていた。
桜はそろそろ散りごろのはずだが未だ綺麗に咲き誇りまるで今日はいいことがあるよと教えてくれているような
そんな気がした。

その時、

-------バッシーーーーん!!-------
「勇ちゃん、大変よ!!あんたが勇者に選ばれちゃった!!」
「・・・・・・・はっ?」
いきなりすぎる出来事に頭がもうろうとする。
というより自己処理が追い付いていなかった。

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