《MUMEI》

そんな自問自答の結果も虚しく、俺は机の上に頭を付けて眠りにつこうとしていた。

しかし、この体勢に入ってもすぐに眠れないことを俺は知っていた。

眠った振りをするのが好きなのかと聞かれれば、その答えはノーだ。しかしなんで俺はたいして眠ってもないのにこの体勢を維持し続けているのだろう。

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