《MUMEI》
危険なミッション 1
いつも全裸で寝るふみだったが、夏は家の中でも素っ裸でいた。休日の昼に人が来ても、バスタオル一枚で応対するのが常だった。

あれだけ危険な目に遭っても、彼女は怯まない。もちろんヤクザの事務所に連れて行かれた時は怖くて泣いてしまったが、数日もすると、究極のハラハラドキドキを体験できたと、思い出すたびに下半身が疼いた。

危うく回されてしまうところだった。真っ裸にされて、男たちに全身を触りまくられた。普通は輪姦されてしまう流れだが、何とかレイプだけは許してもらった。奇跡のようなものだ。

やはり逆レイプは良くなかった。そんなことされて喜ぶ男ばかりではない。そういう意地悪は二度としないと彼女は心に決めた。しかし、ハラハラドキドキを味わいたいという「いけない願望」だけは、どうしても捨てきれない。普通の独りプレイでは、もはや満たされないアブノーマルな肉体なのだ。

ピンポーン。

チャイムが鳴る。ふみは時計を見た。午前11時。すました顔で受話器を取る。

「はい」

『宅配便です。着払いになっているんですけど』

「あの、今お風呂入ってたんで、1分待ってもらえますか?」

『あ、はい』

ふみは全裸で出るわけにはいかないので、白いバスタオルを体に巻き、スリッパも履かずに裸足のまま玄関へ行き、ドアを開けた。

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