《MUMEI》
5
ふみは不安な顔色で男たちを見た。ごっこと聞いて恐怖に震える。この大切な体を、ケダモノたちにオモチャのように弄ばれてしまうのか。

「やめて、許して」

「許さないよ」

「何で?」

「おまえが素っ裸でいたのがいけないんだぞ」

「自業自得だ」

「おまえみたいなかわいい子が始めからスッポンポンだぞ。犯すに決まってるだろ」

もはや絶望的なのか。諦めるしかないのか。ハイエナたちは彼女の手足をほどき、ボンネットから下ろすと、今度は砂浜に仰向けに寝かせた。

「やめて!」

杭を打つ。いったい何をする気か。その杭を利用して、ふみの両腕をバンザイの形で縛りつける。

「やめて、やめて!」

10人がかりで襲われたらどうすることもできない。次は両脚だ。両側から引っ張られ、これ以上広げられないほどの大股開きにされ、両足首も拘束されてしまった。

全裸で大開脚は屈辱的なポーズだ。悔しいし、怖いし、ふみは気が動転していた。男たちは心底興奮していた。とびきりの美少女が、真っ裸で大の字に拘束されているのだ。

「さあ、俺が一番だ!」

「やめて!」

「じゃあ俺二番!」

男がふみのおなかに手を置き、脅す。

「ふみ、この華奢な体で30ラウンドもつかな」

「30?」

ふみが目を丸くすると、男が言った。

「おまえはいい女だから、一人三回は行ける。つまり30ラウンドだ」

「待って」ふみは蒼白になると、震える声で懇願した。「そんなことされたら死んじゃいます。輪姦だけは許してください、一生のお願いです」

「甘い!」

30ラウンドなんて冗談ではない。間違いなく体を壊されてしまう。再起不能にさせられる。

「やめて、お願い、やめて」

恐怖の顔色で首を左右に振るふみがかわいい。そそる。しかし、彼女の裸体はあまりにも美しい。男たちはふみを犯したい衝動を抑えることができない。

「体は諦めろ」

「やめて!」

「心配すんな、命までは取らないから」

「だから死にます! やめて」

「うるへえ!」

一人目がふみの上に乗る。絶望的な状況だが諦めきれない。

「待って、待ってください、待ってください!」

待ってくれない。いきり立った巨根が今にも突っ込まれる。

「やめてええええええええええ!」

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