《MUMEI》
5
「ゆり。俺はおまえの旦那の敵だぞ。そんな男に愛撫されてオマタをこんなにびしょびしょにして、おまえ、旦那を愛していないのか?」

言葉責めに翻弄され、ゆりは精神的にも追い込まれた。

「本当は弱っちい旦那よりも、俺みたいな強い男に抱かれてみたいというMな願望があんだろう、図星か?」

ゆりは横を向き、唇を噛んだ。侮辱されて悔しいが、短気を起こして怒鳴り返すのは危険だ。犯されてしまう。

「ゆり。シカトするなら犯すよ」

「待ってください」

千葉はポケットからピンクローターを出した。ゆりは身じろぎした。

「やめて」

手足を縛る道具に猿轡。そしてローター。これほど準備していたということは、始めから計画的な犯行だったのだ。ゆりは怯んだ。

「お願い、許して」

「このローターは効くぜ。女の子に評判いいんだ」

「やめて、やめて・・・いやあああああん!」

すでに敏感になっているところへ、ピンクローターで責められる。クリトリスにローターを当てられ、ゆりは仰け反った。

「あああああ! あああああん! やめて、やめて、お願いやめて・・・あああああん!」

ローターでクリトリスを責めながら、乳首を舌で弾き、手でおなかをソフトタッチ。夜這いプレイの店で磨き鍛えたテクニックは、普通の人妻にも通用した。

「はあああ・・・はあああ」

ゆりは追い詰められる。快感には勝てないか。快感も長時間持続すると理性が揺らぐ。

「あああああ・・・やめて」

一気に昇りつめて来てしまい、ゆりは本気で慌てた。昇天寸前に追い込まれ、彼女は悶えながら懇願した。

「待って、お願い、やめてやめてやめて・・・あああああん!」

彼女は、悩ましい顔で両目を閉じ、口を大きく開け、ついに舌を出してしまった。千葉はほくそ笑んだ。このアヘ顔を待っていたのだ。

一気にトドメを刺すように責めまくる。

「あああああん! あああああん! やめて!」

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