《MUMEI》 4部屋の後ろにマットが置かれた。 「愛梨、仰向けに寝ろ」 「待ってください」ゆりが口を挟んだ。「何をする気ですか?」 「何、身代わりになりたいのか?」 「そんなこと言ってません」 「何だその生意気な態度は」 代野がゆりに歩み寄ると、愛梨が言った。 「やめてください、言う通りにしますから」 「よし、じゃあ寝ろ」 愛梨は唇を噛むと、マットに仰向けに寝た。代野と川平が愛梨の両腕をバンザイの形にして拘束する。 「んんん・・・」 豊かな胸が露わになった。恥ずかしい。愛梨は真っ赤な顔で横を向き、両目を閉じた。 前へ |次へ |
作品目次へ 感想掲示板へ 携帯小説検索(ランキング)へ 栞の一覧へ この小説は無銘文庫を利用して執筆されています。無銘文庫は誰でも作家になれる無料の携帯・スマートフォン小説サイトです! 新規作家登録する 無銘文庫 |