《MUMEI》
15
34種類の振動パターン。5段階の強弱選択。これを巧みに使われ、ゆりは不覚にも感じてきてしまった。

「あ、くっ・・・あああ、あああああ! あああああん!」

腰をかわいくくねらせて悶えるゆり。ようやく鋭い反応を見せてくれて、代野は勢いづいた。

「さあ、どうした、イッたらそのまま犯すからな。嫌だったら耐えるしかないぞ」

「やめて、許して!」

「ダメだ。絶対に許さないぞ」

意地悪にもクリトリスに当てられ、ゆりは仰け反って暴れた。

「ダメ! あああああん! やめてやめてやめて・・・いやあああああん! ちょっとダメかも・・・」

ゆりは悩ましい顔で歯を食いしばり、押し寄せる快感に耐えようとするが、どうにもならない。

「やめて、やめて・・・あああああ! 悔しい、悔しい・・・あああああん!」

「ギブアップか?」

「あああ、嘘でしょ待って、あああああ! あああああ! あああああん!」

(ダメだ、耐えられない、イッちゃう!)

「お願いやめてイッちゃう、あああああ! はあああああ・・・ああああああああああん! あっ・・・あああ・・・あああ・・・・・・」

落ちた。イカされてしまった。

「ゆり、イッたか?」

「止めて」

どうやら昇天したようだ。代野はスイッチを切った。

「はあ、はあ、はあ・・・」

代野はゆりの胸やおなかを触りまくる。

「はあ、はあ、はあ・・・」

代野通に落とされてしまった。悔しい。電マを使うのは卑怯だが、それは理由にならない。女として代野に屈服してしまったのだ。

「はあ、はあ、はあ・・・」

「さあ、ゆり、犯すぞ」

「待って」

「待つわけないだろ」

「違うの待って」

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