《MUMEI》
16
代野は待ってくれない。ゆりの両脚をほどく。これはレイプするためだろう。ゆりは胸のドキドキが止まらない。

「通さん、あたしの一生のお願い聞いてくれますか?」

「聞かないぞ。許してって言うんだろ?」

「違うわ」

「違うのか?」

ゆりは無理に尊敬の眼差しで代野を見つめる。

「つけてください」

そういうことか。しかし代野は笑った。

「甘いぞゆり。ナマで中に出すぞ」

代野が襲いかかる。ゆりは慌てふためいた。

「あああ、ちょっと待って、待ってください、待ってください!」

待ってくれた。

「はあ、はあ、はあ・・・」

「何だゆり?」

「この体、好きにしていいですから、でも、妊娠は絶対にヤだから、言うこと聞いて、お願いします。お願いします」

代野はじっとゆりの顔を見る。迷っているのか。

「あたし、大切な体を張ったんですよ。それだけは言うこと聞いて。やめてって都合のいいこと言ってるわけじゃないんだから」

「かわいいな、ゆり」

「お願い、つけて」

代野は、立ち上がると、箱を持ってきてゆりに見せた。

「俺はこんなもんしか持ってねえよ」

箱を見ると、サボテンコンドームと書いてある。箱の絵を見るとサボテンのようなトゲトゲ。ゆりは腰が引けた。

「これは非売品。つまり、密売品だ」

「ダメですよ、そんなの」

「じゃあナマだ」

代野が襲いかかる。

「あああ、待って!」

今度は待ってくれない。エキサイトした巨根が突っ込まれようとする。

「わかったそれでいいからやめて、それでいいから!」

代野は笑う。ゆりは汗をかいて息を乱した。

「はあ、はあ、はあ・・・」

「よーし、サボテンの威力を確かめてあげよう」

「手加減して」

「手加減なんかしねえよ」

サボテンが突っ込まれる。ゆりは呻いた。代野は腰をゴンゴンゴンゴンゴンと激しく突き動かす。

「あん、あん、あん・・・嘘でしょダメ・・・いやあああああん!」

トゲトゲが引っかかる。ゆりは泣き顔で悶えた。

「ダメダメ、やめて、やめて・・・キャハハハハ・・・嘘、気持ちいい・・・気持ちいい!」

泣き笑いのゆりを見て、代野は満足し、興奮した。そのまま突きまくる。ゆりは口を大きく開け、舌を出してしまった。

「はああ、はああ、はああ・・・」

ゆりの目の焦点が合っていない。危ないとも思ったが、もう止まらない。このままバッファローのごとく驀進するのみだ。

「やあああん・・・」

ゆりは頭の中が真っ白になってしまった。しかし、失神したら寝ている間にナマで犯されてしまう危険性は高い。

「くううう・・・」

彼女は気を失わないように必死に耐えた。だが、経験したことのない快感が押し寄せてくる。死ぬほど気持ちいい。行き過ぎの快感は危険だ。

「はああ、はああ、はああ・・・」

代野は、ゆりを強引にうつ伏せにすると、バックから責める。

「あん、あん、あん、あん、あん・・・」

野獣に犯されているみたいで、ゆりは興奮した。自分がMであることは言われなくてもわかっている。後ろ手に縛られているから抵抗する術はない。

「あん、あん、あん、あん、あん・・・」

また仰向けにひっくり返され、正常位で犯される。こんなに激しくされたのは初めてだった。凄いタフだ。ゆりは参った。

「あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん、あん・・・あああああん!」

ゆりは、足腰が立たなくなるほど犯されてしまった。

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