《MUMEI》

山咲さんはペコリと頭を下げた。
−−挨拶の仕方もカワイイな。

「今石島が考えていることを言ってやろうか。コイツは顔にすぐ出るから解りやすいんだ」

「うるさいな。気にしなくて良いよ山咲さん」

さっきから言い合っているこの安原という男は……………実は俺の大親友だ。小さいころからずっと一緒に遊んで来た。

山咲さんは少し困ったような顔で俺と安原を交互に見ていた。

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