《MUMEI》 シロの所へ向かった。 ドキドキする気持ちもなにもなく―。 無心で走っていった。 「シロ!」 シロは振り返った。 「あのね、好きだから。じゃあね。」 また走り去ろうとした。その時、 「待って!」 後ろから抱きしめられた。 「離して!ただ、気持ち伝えたかっただけだから。じゃあね。ゴメン。」 もう言うことがなかった。 前へ |次へ |
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