《MUMEI》
8
小池は手足に力を入れて外そうとするが、びくともしない。両手両足はガッチリと凄い力で押さえられている。

「貴様のやっていることは重罪だぞ。やめろ!」

「うるさいよ」

片瀬は彩のブラジャーを容赦なく剥ぎ取る。

「いやあああ!」

豊かな胸が露わになった。片瀬は興奮に任せてビキニの紐を引っ張る。彩は慌てふためいた。

「やめて、やめて、お願い、それだけは許して!」

「かわいい。婦警が犯人に哀願しちゃダメでしょう」

「やめろ!」小池も暴れながら怒鳴る。

「さあ、最後の一枚も取って、生まれたままの姿になりましょうね」

「やめて、片瀬さん、お願いだからやめて」

「かわゆい!」

片瀬は感動の面持ちで彩を見ると、何のためらいもなく最後の一枚も剥ぎ取ってしまった。

「あああああ!」

「さあ、婦警チャン。同僚の小池君に素っ裸を晒しちゃったよ。恥ずかしいねえ」

「イヤ、小池君見ないで」

「見てないよ!」

彩はかわいそうに顔が真っ赤だ。片瀬に全裸を見られるのも屈辱的だし、小池に全部見られてしまうのは恥ずかしくてたまらない。

「いやあ・・・タオル掛けて、お願い」

「大丈夫。もっと恥ずかしい目に遭わせてあげるから」

「え?」

片瀬がリモコンを操作すると両耳に電動歯ブラシのようなものが襲いかかる。

「ちょっと、やめて、やめて」

さらに左右の乳首にも、電動歯ブラシが刺激を加える。もはやマッサージチェアではない。完全にSMマシーンだ。

「あああ、やめて、やめて!」

「よせバカ! 何やってる!」小池は激怒していたが何もできない。

彩は乱れた。悔しいけど快感には耐えられない。ビキニを取られたから、直接強烈な振動が股を襲う。

「あああああん! あああああん!」

おへその周辺にも数本の電動歯ブラシが円を描くようにくまなく這う。そして、三本の電動歯ブラシが彩のクリトリスを責めまくる。

「あ、あああああ! やめて、やめて・・・いやあああああん!」

彩は激しくもがいた。昇天寸前に追い込まれた。小池が見ている目の前でイカして赤っ恥をかかせる気だ。

「やめて、お願いやめて」

犯人に懇願するのは婦人警官として失格かもしれないが、無抵抗ではどうしようもない。

「お願いやめて、やめて・・・小池君助けて」

「しっかりしろ! 君は警察官だぞ!」

檄を飛ばす小池に、片瀬は言った。

「無茶言っちゃいけないよ刑事さん。婦警だって生身の体。感度がいい二十歳の女の子だ。敏感な弱点を責められたら耐えられないよ」

「くううううう・・・」

彩は両目をきつく閉じ、歯を食いしばった。しかし快感に耐えきれず腰をくねらせる。片瀬は言葉でも責める。

「婦警チャン。イクということは、その男に女として屈服することになるんだよ。まあ、これが恋人同士ならいいけどね。婦警が犯人の男に女の子として屈服するのはまずいでしょう?」

悪魔の笑顔の片瀬。彩は涙目で怒鳴った。

「ケダモノ!」

「ケダモノ?」片瀬は喜んだ。「じゃあ、ケダモノのごとく振舞うよん」

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