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《MUMEI》 5手足を縛られて無抵抗の状態で、好きでもない男に大切な体を奪われてしまうのか。しかし断れば拷問されて、結局無理やりOKするはめになる。 「片瀬さん、一生のお願いだからつけて」 「かわいい！」 片瀬は彩の首筋にキス。そのまま彼女の唇を奪う。 「んんんんん」 貪るように全身に舌を這わせる。媚薬が効いているから感じてしまう。彩は困った。 「あああああ」 マシーンに責められて感じるのは、機械だからと弁解も成り立つが、片瀬の愛撫で感じてしまうのは悔しい。 （あああ・・・情けない・・・あたしとしたことが） 婦人警官としての誇りを総動員して気持ちを持って行かれないようにしたが、片瀬の舌は容赦なく彩のクリトリスを弾く。 「あ、あああああん！」 思わず腰を浮かす彩を見て、片瀬は余計に燃えた。とことんクンニで彩を窮地に追い込む。 「あああああん！ やめて、やめて」 クンニでイカされるのは相手が恋人でも悔しいし恥ずかしい。ましてや好きでもない男に唇で責められて落とされたら、ただの乱れた女だと彩は思った。彼女は歯を食いしばって耐えた。 「くううううう、くううううう・・・」 一気に昇りつめて来た。彩は本気で慌てた。 （ヤダ、どうしよう・・・耐えられない） 「待って、片瀬さん、やめて、やめて、やめて」 片瀬は唇を離す。やめてくれた、と思ったら、興奮しながら服を脱ぐ。彩は暴れた。 「あああ、待って、待ってください！」 全裸になった片瀬が興奮に任せて襲いかかる。容赦なくナマで入れようとする。 「待って！」 待ってくれない。一気に突っ込まれた！ 「いやあああああん！」 激しく腰を突き動かす。万事休すだ。彩は絶望的な状況に、どうしていいかわからなかった。 「あああああ！ やめて、やめて」 片瀬は聞く耳を持たない。感度が良くなっているから彩は別の意味で困り果てた。 （嘘気持ちいい・・・） 激しいピストン運動に、経験の乏しい彩は本気で感じてしまい、悶えた。 「あん、あん、あん、あん、あん・・・」 クンニで昇天寸前に追い込まれたあとだったから、彩は耐えられない。 （ヤダヤダヤダ・・・嘘でしょ） マッサージマシーンではなく、男のモノでイカされたら、それは身も心も奪われたことになってしまう。それこそ本当に女としての屈服を意味する。 これがレイプなら絶対に感じるわけがない。 「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ・・・・・・」 片瀬の愛を受け入れた証拠になってしまう。彩は必死に耐えようとしたが、力が入らない。 「あああ、待って、待って・・・あああああ！ あああああん！ あっ・・・・・・」 落とされた。 （嘘、嘘でしょ・・・） 犯されているのに、イカされてしまった。これは説明がつかない。片瀬もフィニッシュ。ナマで中に出されてしまった。 「はあ、はあ、はあ・・・」 彩は両目を閉じて口を開け、息を乱した。完全に打ちのめされた。 ついに思いを遂げた片瀬晴久は、満足の表情で彩のおなかをさわった。 「大丈夫か？」 「ダメ」 「かわいい」 まだ無抵抗だ。ヘタに逆らわないほうがいい。突然逆上されたら怖い。とにかく解放されるまで弱気な女を演じるしかない。 前へ |次へ |
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