《MUMEI》
出会い
<ザワザワ>
(スッゴいかっこよくない!?)(うん!マジヤバい!)(え〜!何々私も入れて?)私はそう言いながら苦笑した。
(あ!日向ちゃん!いいよいいよ!)そうやって入れてくれたのは高校に入って初めての友達だ。
名前は[霧里澪<キリサトミオ> 大人しく気が効くそして明るいとは言いがたい。悪く言えば暗い方だ。花等自然が好きで、運動は苦手らしく体育の成績は驚くほど悪い。出掛けようと誘うと多くが図書館だ。嫌では無いがたまにはゲームセンターとかカフェとか行きたいと思う。
まあ今のところ私はクラスで暗い方では無いことは言えるだろう。でも澪と居ると楽で居られるからよく一緒にいる。
とか考えていると澪が(日向ちゃんは見た?転入生)とボーッとしていた私の顔を覗くように見つめてくる。(えっ?!あ!あぁまだみてないよ!)と驚きながらも出きり限りの笑顔を作りながら答えた。 (澪は?)と言ったのと同時に先生が入って来た。(はい!席座れ〜!)そおニコニコしながら言った先生は[佐佐木遼<ササキリョウ>] よく笑っている若い先生だ。明るくて皆をよく笑わせてる。後、熱血系教師で顔もいいほうだから女子にキャアキャア言われてる。 そんな考え事をして先生の話を聞いていると、(転入生が居る)と言うと先生は笑いながら教室のドアを開け(入ってこい♪)とウキウキしながら言うと金髪の髪に耳のピアスモデル見たいな高身長と顔。そして(島崎恭介です。よろしく。)適当に自己紹介をすませると、先生の言うことが分かったかのように私の席の後ろにガタンッと座った。クラスの皆が一斉にビクッとしたのと同時に女子がざわめき出した。(本当にカッコいいんだけど〜♪)そんな風に女子が言っていながらも朝の会は終わった。そして朝の会が終わると女子も男子も私の後ろにいる 島崎恭介 とか言うやつの回りに集まって自己紹介をしながら好意丸出しでアピールしだす。(煩いなぁ。顔が良ければ良いわけ?もう最悪な日決定何だけど!ちっ!)と心の中で思いながら私はその場を去った。
それからと言うもの、この島崎恭介。通称チャラチャラクール、チャラ男はすぐにクラス、学年、学校と馴染んでいった。

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